Tさんが天然住宅に住み始めたのは2013年の1月。天然住宅で迎えた初めての冬はどうだったのでしょうか。「暖かかったです。床がひやっとしていないので、冬でも靴下をはかずに過ごせました。夏はけっして涼しいわけではないですが、以前より冷房に頼る機会は減りましたね。それに、夜から朝にかけて涼しいと、その涼しさが保たれるんです。断熱や自然素材の効果かもしれません」。
Tさんのお宅で開催させていただいたお住まい見学会。最後に奥様はこんな話をして下さいました。「天然住宅のコンセプトは森を守って
健康 長持ち。私自身、特に健康というところに共感しています。例えば健康と聞くとまっさきに思い浮かぶのは体にいいとか、病気にならないとか、そういうこと。でも体だけじゃない、心の健康もあると思うんです。自分自身、明日も明後日も明るく楽しく自分らしく、そして幸せに生きていきたい。周りの人にもそうであってほしい。天然住宅の家づくりはまわりまわって環境や人の健康、働き手にも幸せを届けられるもの。自分の考え(生き方)に通じるものがあり共感できたのが天然住宅を建てた一番の決め手だったと思います」。
⇒やわらかい風が吹く家実例写真